4月26日横浜南共済病院にて3回目のボトックス投与を受けました。
今回は、23tの投与を受けました。
その後、1ヶ月がたちますが、上腕二頭筋(力こぶができるところ)の末梢の痛みがなくなってきたようです。
僧帽筋(背筋を伸ばした正しい姿勢を保つのに必要な筋肉)は緊張が緩和して楽です。一番効いたなと思うのは、広頸筋(下あごから首にかけて覆っている筋肉)の緊張が著しく改善され、
首が下を向くという姿勢が緩和されてきています。
ボトックスの投与を受けて感じる事は、良いところは、緊張も取れ、リラックスする事ができますが、
逆にその事は、悪い所を、鮮明にしてしまうという結果になってくるようです。私の場合、現在、心臓の裏
辺りの筋肉がしびれや痛みがあります。(頚椎の7番と、胸椎の1番2番辺り。)朝起きたり、横になろうとした時に、なつかしい痛み
(12年前の頚椎オペをする前)を感じます。横浜南共済病院の近藤総一先生も述べられているとうり脳性マヒ者にはボトックスは
頚椎オペで骨を固定し、神経の圧迫を取った人のみに限定投与を行っているとの事ですが、患者としても、その方向性は納得できます。
痙性斜頚 ボツリヌストキシン計画シート
(横浜南共済病院で使っている一般的なシートです。)
このシートを参考にボトックスの治療計画をたてます。
あまりノドに近いと嚥下や、唾液のコントロールができなくなる等の副作用がみられるそうです。多用すると抗体ができ、
再投与しても効果がなくなるとの欠点もあるとの事です。