Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara、それは
ブラインドの透き間から
差し込む無色透明な夕日
海原で帆船のマストに
上ったような気持ち
心の中はぐらぐらピッチング
突然、思考回路が停止する

Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara、それは
水の中のメトロの入り口
黄昏色、ゆれる街の灯
浮いた電車の吊り革に
跳びついたような気持ちで
視線の風景がぱらぱらスタック
突然、思考回路が停止する

Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara、それは
天井のボードように
夜空の模様が急に点滅     
酸化した赤ワインを
こぼ した様な天の川の流れ
気持ちは今日から明日へスイングバイ
突然、思考回路が停止する
Mora・Hara
Mora・Hara
Mora・Hara

'2006.12 .28 by タマイ アキラ

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