突然 踏切の警報機が鳴り、遮断機が降りて来る
信号機の向こうに 波を蹴立てて走る白いデンギィーが 風をよんで左にタックする 僕は ただ ベッド上に横たわり 時の流れをWEBする
蝉の声 風鈴の音 籐のすだれ 麦わら帽子 縁台で食べたかき氷 みんなみんなモノクロームの写真のおもいで
冷やし珈琲を飲んで 窓の外を見ると 向日葵 ( ひまわり )色の時が 浮かんで 今は確かに白い夏